取材するニャン♪

ミッケルアート映像版をご利用者様に見て頂きました【検証レポートvol.1】

November 21, 2017

ミッケルアート編集部

 

 

 

☘ミッケルアート映像版の検証レポート

これまでの記事でご紹介してきたように、『ミッケルアート映像版』はスタッフ様の業務負担軽減を目的に考案されました。

 

現在は、『ミッケルアート紙版』のノウハウをどのように活かすことができるのか――という認知症予防の効果について追求しています。

 

そこで今回、グループホーム A 様(以下、敬称略)にご協力頂き『ミッケルアート映像版』を実際 に介護現場で使用したそのままの様子をレポート致します。 

 

 

多くの介護現場が抱える課題でありますが、グループホーム A でも人手不足・スタッフの業務負荷 が課題となっているようです。 

 

 

☘ 今回のレポートの目的

①本当に映像版はご利用者様だけで楽しむことはできるのか。

②映像版を再生中、スタッフ様は他の業務を行うことはできるのか。

 

検証方法

① ご協力頂くGHのホーム長様にのみに弊社スタッフが訪問する趣旨をご説明します。フロアスタッフ様・ご利用者様には挨拶の際、「近所に住んでいる」「自分の名前」のみ情報をお伝えしました。

 

② GHのフロアで普段の(テレビ番組を視聴している)様子を1時間見させて頂きました。今回、フロアには女性のご利用者様7名(70~90歳代)、スタッフ様が1~2名いらっしゃいました。

 

③ ミッケルアート映像版をおよそ30分テレビで流す。

 

④ 映像版終了後、ご利用者様に感想をヒアリングする。

 

 

☘ 検証結果・フロアでの様子(映像版を流す前)

フロアに出入りするご利用者様やスタッフ様がいるものの、4~6名のご利用者様は終始テレビを眺めているご様子。内1名のご利用者様は、意思疎通は可能ですが無気力状態であり、傾眠にありました。

 

・ミッケルアート映像版を流している時の様子

再生直後、傾眠状態の方を除く6名のご利用者様は「これはなんだろう?懐かしい絵が流れている」と不思議な様子で映像を観続けていました。それから2~5分ほど経過すると、映像がどのようなものか少しずつ呑み込む様子が伺えます。トイレの為に離席する方などフロアの出入りによって途中、視聴中のご利用者様の集中が途切れる要因はありましたが、問題なく30分映像をご覧頂くことができました。

 

 

・映像終了後の様子

映像版終了後、ご利用者様と映像に出ていたものについて話をすると、たくさんの思い出話を伺うことができました。やはり、黒電話の音や豆腐屋さんのラッパ音など、効果音のある箇所に対して注意を引きつけられた方が多かったようです。 ヒアリング時の思い出を語る様子から、多少は映像版がご利用者様の回想を促すツールになっていたと思えました。 しかし、ヒアリングを終えていつものテレビ番組に戻すと、またじーっとテレビを見ていらっしゃいま した。 

 

 

検証を終えて...考えられること・見えてきた課題

 

映像版は本当にご利用者様だけで楽しむことができていたか!?という点について

 

映像を流す前のテレビ番組よりは、興味を引きつけることができ、ナレーションによる問いかけに小さくうなずくご利用者様の姿も見受けられました。
しかし、下記のような課題が見えてきました。

 

・問いかけに対し、小さく頷く方はいたものの、声に出して回答する方はいなかった為、回答しやすい仕様に改良の余地あり

 

・映像終了後もご利用者様同士で思い出を語れるような仕様になればベスト

 

このように、改良する余地はありますが、映像再生前に放送されていたテレビとミッケルアート映像版では、ご利用者様の様子の違いは明らかでした。 今後は、改良を重ねご利用者様に「ミッケルアート映像版の時間が楽しみ♪」と思って頂けるよう なコンテンツを作っていきます。

 

映像版でスタッフの方の業務負担は軽減されるのか!?という点について 

 

ミッケルアート映像版を流している間、スタッフの方がミッケルアート映像版について触れることは一切ありませんでした。
業務負担軽減という点で映像版を見ると下記のような課題が見えてきました。

・スタッフ様の介入を要しないプログラムではあるが、業務フローに映像版を入れて頂くには、 テレビ番組とミッケルアート映像版の違いを現場の方に知って頂く必要がある。

・普段テレビをつけていない時間帯にミッケルアート映像版を「プログラム」「活動」として流した場合、業務負担に変化はあるかを検証する必要がある。

 

今回は、お食事前の日頃テレビを見ている時間にミッケルアート映像版を流した為、スタッフ様にとっては普段との違いは感じられなかったかもしれません。日頃テレビを見ない時間帯で映像版を使用し、業務量に変化があるのか検証をする必要があると感じました。

 

弊社では、認知症予防プログラムを作る際、現場のスタッフ様やご利用者様のお声が必要不可欠だと考えています。今後も現場に寄り添った視点で開発・改良を重ねていきたいと思っています。 映像版をお試し又は導入されている事業所様からの率直なご意見・ご感想お待ちしております。 その際は、当ホームページ「お問い合わせ欄」をご利用ください。 

 

今後、介護事業所様では自立支援や認知症など改善への取り組みが国や地方自治体からの評価に繋がり、経営面に影響があると予想されます。

 

その一方、慢性的な人手不足であることも否めません。 限られた労力の中で、ご利用者様にお楽しみ頂きながらいかに認知症予防・改善に繋げるか――その課題の解決を目標に、引き続き弊社はエビデンスの蓄積を行なっていきます。

 

 

☘ ミッケルアート映像版とは
懐かしい昭和の情景が描かれたミッケルアートに、絵に沿った生活音や効果音を流し、 さらに問いかけを入れることで視覚・聴覚から回想を促す映像が収録されています。 1映像あたりおよそ30分間。

 

ご利用者様が映像版に集中して楽しまれている間に、
・職員様が休憩の時間を取りやすくなる
・記録業務を行える

など業務負担の軽減と認知症予防に繋がることが期待されています。 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

https://www.mikkelart.com/movie

 

(※ クリックすると映像版ご紹介ページに移動します) 

 

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思い出をふり返ることは、 脳が活性化し、認知症予防に繋がります。

ミッケルアートは、 思い出話をきっかけにした認知症予防として多くの介護施設様で活用されています。 

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静岡大学発ベンチャー企業
株式会社スプレーアートイグジン

ミッケルアートには、昔なつかしい絵が描かれています。絵をきかっけに、思い出話を語り合うことで、認知症予防に繋がります。

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 ミッケルアートは、会話を広げるコミュニケーションツールです。絵を見ながら、思い出話をすることで、認知症予防に繋がることが期待されます。