意図した仕事が返ってこない【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 5月6日
- 読了時間: 3分
更新日:5月8日

今回は、メンバーへの伝え方に悩んでいた40代のリーダーさんの事例をご紹介します。
地域 :滋賀県
施設形態:特別養護老人ホーム
研修内容:リーダーひとかじり研修
受講者 :特別養護老人ホームで21年目の介護職、Uさん
【目次】
はじめに
メンバーへの伝え方が難しい
研修での気づき
メンバーへの伝え方に対する意識の変化
施設長からのメッセージ
1. はじめに
介護職21年目のUさんは、リーダーとしてメンバーに仕事を与え、それぞれの成長を促しています。しかし、頼んだ仕事が意図していたものとは異なることがあり、困っていました。また、そのときの伝え方にも悩んでいました。
2. メンバーへの伝え方が難しい
Q. 研修受講前の課題について、どのように感じていましたか?
仕事を頼んだメンバーが「わかりました」と言ったときには、その言葉を信じ、理解できているか確認していませんでしたし、進捗など自身で確認することも怠っていました。また、意図した仕事が返ってこなかったときには、ストレートに「やり直してください」と伝えてしまっていました。メンバーの気持ちを全く考えられていませんでした。
3. 研修での気づき
Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?
頼んだ仕事が意図していたものと違ったときには、「やり直してください」ではなく、「次はこれをお願いします」と伝えるとよいことを学び、大変勉強になりました。自身はいつも前者で伝えていました。そのときのメンバーの表情が曇りがちなことが気にかかりながらも、工夫できなかったことを反省しています。現場で生かしたいと思います。
4. メンバーへの伝え方に対する意識の変化
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
まずは、自身の仕事の頼み方を見直しました。より具体的にわかりやすく頼むようにし、期限や進捗なども自分が気にするようになりました。そのおかげで、以前よりも意図した内容で仕事が返ってくるようになりました。時には異なることもありますが「次はこの仕事をお願いします」と言い方を変えるよう工夫して伝えることで、メンバーも納得して仕事を進めてくれているように感じます。
5. 施設長からのメッセージ
「次はこの仕事をお願いします」という指示は、介護現場でメンバーのモチベーションやチームワークを高めます。これは、ミスを責めるのではなく改善を促すアプローチのため、前向きな指示を受けたメンバーが自分の能力が評価されていると感じ、モチベーションの高まりになるのです。ポジティブな職場環境は、サービスの質を向上させ、利用者満足度の向上や収益の安定化にもつながります。
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