非正規職員への指導に悩んでいました…【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 5月6日
- 読了時間: 3分
更新日:5月8日

今回は、非正規職員への指導に悩んでいた12年目介護職員のSさんの事例をご紹介します。
地域 :静岡県
施設形態:ユニット型特養
研修内容:新人OJTリーダーひとかじり研修
受講者 :ユニット型特養で12年目の介護職員、Sさん
【目次】
はじめに
非正規職員への指導に関する悩み
研修で得た気づき
行動計画
OJTに対する意識の変化
事務長からのメッセージ
1. はじめに
Sさんはユニット型特養で働く12年目の介護職員です。現場では多くの非正規職員とともに業務を行っています。正職員に比べてOJTや研修の機会が限られている非正規職員に対し、どのような点に気をつけて指導すればよいのかわからず、悩んでいました。
2. 非正規職員への指導に関する悩み
Q. 新入職員への指導に、どのような課題を感じていましたか?
「入社時に聞いたと思いますが」と前置きした際、実際には採用時に体系的な研修を受けていないケースもあり、困惑しました。また、指導時間が不足しがちなため、相手の経験や能力によってOJTの効果に大きなばらつきが生じることも課題だと感じていました。
3. 研修で得た気づき
Q. 新人OJTリーダーひとかじり研修を通じて得た学びは何ですか?
施設の方針を確認し、相手の資格や経験、業務内容に沿った指導をする必要性を再認識しました。個人のライフスタイルに合った働き方を尊重し、研修時間帯を複数設けたり、時間や場所の制約が少ないオンライン学習を取り入れたりすることも効果的だとわかりました。
4. 行動計画
Q. 今後の行動計画を教えてください。
業務の忙しさから指導を後回しにすることは避け、あらかじめ指導のための時間を確保できるよう、関係者のスケジュールや業務割り振りを調整します。利用者様へのケアに支障が出ないように、チームで連携しながらOJTを進めていきます。
5. OJTに対する意識の変化
Q. 今後の育成に向けた意気込みを聞かせてください。
得意な業務をさらに伸ばせるよう働きかけるとともに、他の職員へのアドバイスや技術指導をしてもらう機会も増やしていきたいです。非正規職員のスキル向上を促し、職場全体の効率化に貢献したいと考えています。
6. 事務長からのメッセージ
介護サービス従事者の約半数を占める非正規職員は、日々の業務において不可欠な戦力です。彼らの成長を促すことは、人件費の柔軟な管理や経営の安定化を図る上で重要なポイントといえます。処遇改善や正規雇用への転換の検討を含め、現場の人員構成を注視しながら、運営を続けていきたいと考えています。
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