記録作業が苦手だった…【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 5月6日
- 読了時間: 3分
更新日:5月8日

今回は、記録作業が苦手で悩んでいた2年目介護職員のAさんの事例をご紹介します。
地域 :三重県
施設形態:介護付き有料
研修内容:しっかり者研修
受講者 :介護付き有料で2年目の介護職員、Aさん
【目次】
はじめに
記録作業への苦手意識
研修での気づき
行動計画
記録に対する意識の変化
本部長からのメッセージ
1. はじめに
Aさんは介護付き有料老人ホームで働く2年目の介護士です。日々、多くの利用者様に対して丁寧なケアを提供する一方で、膨大な時間を要する記録作業に課題を感じ、その効率化に向けた方法を見つけたいと悩んでいました。
2. 記録作業への苦手意識
Q. 記録作業について、どんなことが課題だと感じていましたか?
それぞれの利用者様に対して、食事、排泄、バイタルサインなどをその都度、正確に記録する必要があります。記録作業に追われるあまり、本来提供すべきケアの時間が削られてしまっていました。文章を書くことが苦手なのも一因だと考えていました。
3. 研修での気づき
Q. しっかり者研修でどのような気づきを得ましたか?
目先の記録作業を軽減することばかり考えていましたが、それによって得られた時間やエネルギーを利用者様にどう還元するかが重要だと気づきました。記録作業を効率化し、チーム全体で迅速にニーズに対応できる体制を整える必要があると感じました。
4. 行動計画
Q. 具体的にどのようなことを実践しましたか?
タブレットやスマートフォンで作成する際は、一括入力できる部分はそのようにし、転記作業が発生しないよう工夫しました。テンプレートがある場合は活用し、過去の記録や先輩職員の表現を参考にして、自分専用の定型表現を集めて対応できるようになりました。
5. 記録に対する意識の変化
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
利用者様の日常生活や健康状態に関する記録は、ケアプラン作成の基礎であり、これにより適切な支援が可能になると考えるようになりました。毎日の業務が最終的に利用者様につながっていることを常に意識し、仕事を進めていきたいと思います。
6. 本部長からのメッセージ
Aさんは今回、記録が単なる事務作業ではなく利用者様中心のケア実現に向けた重要なツールであると気づきました。介護記録は法律で義務付けられており、適切な記録を残すことは事業者としての責任です。過去のデータからの学びは事故防止とリスク管理にも有益だと、私たち管理者も再認識しておきたいと思います。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
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