離職をなくしたい【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 5月6日
- 読了時間: 3分

今回は、離職をなくしたい40代のリーダーさんの事例をご紹介します。
地域 :山梨県
施設形態:特別養護老人ホーム
研修内容:リーダーひとかじり研修
受講者 :特別養護老人ホームで25年目の介護職、Gさん
【目次】
はじめに
離職に関しての悩み
研修での気づき
離職をなくすことに対する意識の変化
施設長からのメッセージ
1. はじめに
Gさんは介護職25年目のベテラン介護士です。リーダーとして若手の育成を任され、指導しています。毎年、若手のメンバーが入ってきますが、離職するメンバーが多く、自身の指導方法が若手にあっていないのではと悩んでいました。
2. 離職に関しての悩み
Q. 研修受講前の課題について、どのように感じていましたか?
職場の決まりや介護技術など、職場に早く馴染めるようにと自分の経験をもとに指導していました。しかし、業務をこなすことを目標にしてしまっていたように振り返ります。「この施設で働いて楽しい!やりがいがある!」という気持ちにさせてあげられず、結果、離職を止められなかったのかもしれません。
3. 研修での気づき
Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?
メンバーの達成感と承認を満たすことが、メンバーの育成には大事だと学びました。仕事を教えてばかりで、それぞれの良さや特徴を捉え、業務に活かすことが足りていませんでした。面談等を通じて、メンバーの特徴を知り、それぞれにあった業務を割り振れるようにしようと思いました。
4. 離職をなくすことに対する意識の変化
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
個人面談を行い、仕事以外の話をしてみました。絵が得意だったり、歌うことが趣味だったりと、みなさん、いろいろな話をしてくれました。そして、それぞれの持ち味を活かせるよう、レクリエーションなどの活動に取り入れるようにしています。メンバーが自分の得意分野を見せてくれ、新たな一面を知ることができています。日々、生き生きと働くメンバーの姿があり、成長を感じています。
5. 施設長からのメッセージ
若手が長く働くことで、将来的にリーダー層として施設を支える人材に成長します。これにより外部から管理職を採用するコストを抑え、経営の一貫性が保てます。若手職員が辞めずに働きがいを感じられる環境を整えることは、離職率の低下、サービスの質向上、コスト削減、次世代リーダーの育成など、短期的にも長期的にも経営を安定させ、競争力を高める効果があります。「働きがいがある」職場を目指していきたいと思います。
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