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曖昧な表現に悩む技能実習生【ミッケル研修】


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今回は、曖昧な表現に悩んでいた1年目技能実習生のZさんの事例をご紹介します。


  • 地域  :山梨県

  • 施設形態:特別養護老人ホーム

  • 研修内容:FUJIYAMA研修

  • 受講者 :特別養護老人ホームで1年目の介護職、Zさん


【目次】


  1. はじめに

  2. 「上」「下」の使い方

  3. 研修での気づき

  4. 日本人のニュアンスに対する考え方

  5. 施設長からのメッセージ



1. はじめに


Zさんは技能実習生として働き始めて1年目です。日本語は習得しており、日常生活はスムーズに行えています。しかし、曖昧な表現に関しては対応を間違えてしまうことがありました。



2. 「上」「下」の使い方


Q. 研修受講前の課題について、どのように感じていましたか?


「書類を上に持っていって」と言われたときには、どこのことか理解できず、行動に移せませんでした。「上」「下」が、階の上と下を表す言葉と知らなかったからです。戸惑っていると先輩が「3階の部屋だよ」と言い換えてくださり、時間をとらせてしまいました。



3. 研修での気づき


Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?


「上」「下」が階の上下を表すことを知り、使い方がよくわかりました。働いていると「上に行ってきて」「下に持っていって」という言葉が多く聞かれます。今後は「上のどの部屋ですか?」など具体的に聞き直し、適切な行動がとれるようにしたいです



4. 日本人のニュアンスに対する考え方


Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?


「上」「下」という使い方が理解でき、スムーズに仕事に取り組めるようになりました。また他の言葉でもわからないときにはすぐに先輩介護士に聞いて、行動に移せるように心がけています。少しずつですが、チームの一員として介護の仕事に励めるようになってきた気がします。



5. 施設長からのメッセージ


介護現場では日本語の微妙なニュアンスが重要ですが、技能実習生にとって曖昧な表現の理解は難しく、誤解やトラブルを招くことがあります。日本語のニュアンスを理解し適切に使えるようになると、技能実習生の対応力が向上し、施設の運営にもメリットをもたらします。日本語の微妙なニュアンスの違いを理解することは、技能実習生にとって円滑なコミュニケーションの鍵といえます。Zさんの今後の活躍に期待します。


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