曖昧な表現に悩む技能実習生【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 5月6日
- 読了時間: 3分

今回は、曖昧な表現に悩んでいた1年目技能実習生のZさんの事例をご紹介します。
地域 :山梨県
施設形態:特別養護老人ホーム
研修内容:FUJIYAMA研修
受講者 :特別養護老人ホームで1年目の介護職、Zさん
【目次】
はじめに
「上」「下」の使い方
研修での気づき
日本人のニュアンスに対する考え方
施設長からのメッセージ
1. はじめに
Zさんは技能実習生として働き始めて1年目です。日本語は習得しており、日常生活はスムーズに行えています。しかし、曖昧な表現に関しては対応を間違えてしまうことがありました。
2. 「上」「下」の使い方
Q. 研修受講前の課題について、どのように感じていましたか?
「書類を上に持っていって」と言われたときには、どこのことか理解できず、行動に移せませんでした。「上」「下」が、階の上と下を表す言葉と知らなかったからです。戸惑っていると先輩が「3階の部屋だよ」と言い換えてくださり、時間をとらせてしまいました。
3. 研修での気づき
Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?
「上」「下」が階の上下を表すことを知り、使い方がよくわかりました。働いていると「上に行ってきて」「下に持っていって」という言葉が多く聞かれます。今後は「上のどの部屋ですか?」など具体的に聞き直し、適切な行動がとれるようにしたいです。
4. 日本人のニュアンスに対する考え方
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
「上」「下」という使い方が理解でき、スムーズに仕事に取り組めるようになりました。また他の言葉でもわからないときにはすぐに先輩介護士に聞いて、行動に移せるように心がけています。少しずつですが、チームの一員として介護の仕事に励めるようになってきた気がします。
5. 施設長からのメッセージ
介護現場では日本語の微妙なニュアンスが重要ですが、技能実習生にとって曖昧な表現の理解は難しく、誤解やトラブルを招くことがあります。日本語のニュアンスを理解し適切に使えるようになると、技能実習生の対応力が向上し、施設の運営にもメリットをもたらします。日本語の微妙なニュアンスの違いを理解することは、技能実習生にとって円滑なコミュニケーションの鍵といえます。Zさんの今後の活躍に期待します。
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