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謝罪に対する認識のズレに悩む技能実習生【ミッケル研修】


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今回は、謝罪に対する認識のズレに悩んでいた2年目技能実習生のDさんの事例をご紹介します。


  • 地域  :静岡県

  • 施設形態:特別養護老人ホーム

  • 研修内容:FUJIYAMA研修

  • 受講者 :特別養護老人ホームで2年目の介護職、Dさん


【目次】


  1. はじめに

  2. 謝罪することの認識のズレ

  3. 研修での気づき

  4. 謝罪に対する考え方の変化

  5. 施設長からのメッセージ



1. はじめに


Dさんは技能実習生として2年働いています。仕事には慣れてきましたが、指示された仕事をし忘れたり、書類のミスをしたりすることもあります。謝罪よりも解決策を大事にするあまり、謝ることをしていませんでした



2. 謝罪することの認識のズレ


Q. 研修受講前の課題について、どのように感じていましたか?


これまでミスをしたときには、場の雰囲気が悪くならないよう笑顔を心がけ、解決策を提案していました。しかし、先輩介護士が不満そうにすることがあり、より気まずくなっていました。日本では「謝罪」が人間関係で大事と知りませんでした



3. 研修での気づき


Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?


自分がミスをしたり、やらなければならなかった仕事を忘れてしまったりしたときには、まず謝ることの重要性を学びました。謝罪をすることで相手に誠意が伝わり、その後の仕事もしやすいこともわかりました。また仕事は個ではなく、チームでしているという考え方も勉強になりました。



4. 謝罪に対する考え方の変化


Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?


ミスをしたときには、まず謝ることを意識しています。先輩介護士も反省を促しつつも、ミスしないための解決策を他のメンバーと考えてくださり、とても親身になってくれました。以前はミスの後はギクシャクしがちでしたが、とても働きやすくなりました。今後もまず謝ることを第一にし、その後解決策を見出したいと思います。



5. 施設長からのメッセージ


日本の謝罪文化では、ミスをしたときに謝罪し誠意を示すことが信頼構築に重要です。しかし技能実習生は、出身国の文化的背景から謝罪を「メンツを失う行為」と捉えるため戸惑うことがあります。日本では、謝罪は誠意を伝える行為であり、責任を負うことではないことを理解してもらい、適切な謝罪教育を行うことで、介護施設の経営安定化や技能実習生の定着率向上に効果が期待されます。


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