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教えすぎていないか心配…【ミッケル研修】

更新日:5月8日


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今回は、適切な指導ができているか悩んでいた12年目介護職員のAさんの事例をご紹介します。


  • 地域  :福岡県

  • 施設形態:老人保健施設

  • 研修内容:新人OJTリーダーひとかじり研修

  • 受講者 :老人保健施設で12年目の介護職員、Aさん


【目次】


  1. はじめに

  2. 教えすぎに関する悩み

  3. 研修で得た気づき

  4. 行動計画

  5. OJTに対する意識の変化

  6. 支部長からのメッセージ



1. はじめに


Aさんは、老人保健施設で12年目の介護職員です。業務経験が豊富で、新入職員の指導にも定評があります。しかし、自身では「教えすぎていないか」「細かく説明しすぎていないか」と不安に感じることがあり、適切な指導ができているかどうか悩んでいました。



2. 教えすぎに関する悩み


Q. 新入職員へ指導する上で、どのような課題を感じていましたか?


自身の経験をもとに、「以前こういうことがありました。こうするといいですよ」と、介助技術や仕事の進め方などを伝えています。しかし、その指導が新入職員の自発性や自主性を損なっていないか心配していました。



3. 研修で得た気づき


Q. 新人OJTリーダーひとかじり研修を通じて得た学びは何ですか?


成長の芽を摘まないためには、最初からすべてを教え込もうとせず、一定のことを伝えた後は、まず少し実践してもらうことが大切だと学びました。そして、それをフォローしながら、必要な補足をしていけばよいと気づきました。



4. 行動計画


Q. 今後の行動計画を教えてください。


「失敗しそうなときは助けますから、心配せずにやってみてください」と笑顔で声をかけます。特に細かいことを教える際には、相手が内容を理解しているのかどうか確認することを怠らないようにしています。



5. OJTに対する意識の変化


Q. 今後の育成に向けた意気込みを聞かせてください。


細かく指導しすぎなくても、新入職員が自然と習得できることは多いと感じています。そのため、重点的に教えるべき事柄かどうかを慎重に見極めつつ、自分もかつて同じ立場だったことを忘れずに見守っていきたいと考えています。



6. 支部長からのメッセージ


Aさんはもともと丁寧な指導が得意な職員でしたが、今回の研修を通じて、よりメリハリのある指導ができるようになりました。新入職員の主体性を引き出せる存在は、施設内に好循環をもたらし、人材育成の観点から非常に重要です。今後もこの心構えを持ってOJTを続けてくれることを期待しています。


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