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技能実習生の指導に悩んでいました…【ミッケル研修】


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今回は、技能実習生の指導に悩んでいた7年目介護職員のAさんの事例をご紹介します。


  • 地域  :静岡県

  • 施設形態:特養

  • 研修内容:新人OJTリーダーひとかじり研修

  • 受講者 :特別養護老人ホームで7年目の介護職員、Aさん


【目次】


  1. はじめに

  2. 技能実習生への指導の難しさ

  3. 研修で得た気づき

  4. 行動計画

  5. OJTに対する意識の変化

  6. 事務長からのメッセージ



1. はじめに


Aさんは特別養護老人ホームで働く介護福祉士です。技能実習生の指導担当となり、言語や文化の違いに戸惑いながらも、コミュニケーションの工夫を重ねてきました。



2. 技能実習生への指導の難しさ


Q. 技能実習生の指導でどのような課題を感じましたか?


最も困ったのは、『わかりました』と返事をしても、実際には理解できていないことが多かったことです。例えば、おむつ交換の手順を説明して『できますか?』と確認すると『はい、できます』と答えるのですが、やってもらうと順番が違っていたり、物品が準備できていなかったりすることがありました。



3. 研修で得た気づき


Q. 新人OJTリーダーひとかじり研修でどのような気づきを得ましたか?


『わかりました』という言葉を真に受けるのではなく、実際に見本を見せながら、一つひとつ確認することの大切さを学びました。また、『できる』『できない』という二択ではなく、『どの部分がわかりにくいですか?』と具体的に聞くことで、本当の理解度がわかるようになりました。



4. 行動計画


Q. 具体的にどのような工夫をされていますか?


まず、説明するときは簡単な日本語を使い、一度に多くの情報を伝えないようにしています。例えば、『このあと』といった曖昧な表現を避け、『10時に』など、具体的な時間や場面を示すようにしました。また、写真や図を使って手順を示したり、実際にやって見せたりすることで、言葉の壁を補っています。



5. OJTに対する意識の変化


Q. OJTに対する意識にどのような変化がありましたか?


技能実習生が理解できているか確認する方法を変えました。説明の後は必ず実技をしてもらい、できている部分とできていない部分を具体的に伝えるようにしています。また、申し送りノートにイラストを描き入れたり、チェックリストを作ったりして、視覚的に確認できる工夫もしています。



6. 事務長からのメッセージ


今後、私たちの法人では中間管理職の育成と、外国人職員がリーダーとして活躍できる仕組みづくりが大きな課題となります。Aさんの取り組みは、その第一歩として貴重な実践例となりました。この経験は、法人が継続して成長していくための重要なヒントを与えてくれたと感じています。


最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。

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