部下の持ち味を活かして育てる【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 5月6日
- 読了時間: 3分

今回は、消極的な部下に悩む22年目の介護士さんの事例をご紹介します。
地域 :滋賀県
施設形態:特別養護老人ホーム
研修内容:No.2研修
受講者 :特別養護老人ホームで22年目の介護職、Fさん
【目次】
はじめに
部下の持ち味の活かし方
研修での気づき
持ち味の活かし方に対する意識の変化
施設長からのメッセージ
1. はじめに
Fさんは介護職22年目の介護士です。主任クラスとして次世代のリーダーの育成をしています。日頃から、部下が悩んだときには自分の経験をもとにアドバイスをしていました。しかし、消極的な部下の行動が変わらず、持ち味の活かし方に悩んでいました。
2. 部下の持ち味の活かし方
Q. 研修受講前の課題について、どのように感じていましたか?
消極的な部下を、リーダーにふさわしく統率力のある部下にしたいと思っていました。リーダーはメンバーに指示を出したり決断したりする存在だからです。そのため、自分が経験してきたことをもとにアドバイスを送り、控えめな面を変えようとばかり考えていました。
3. 研修での気づき
Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?
部下の特徴を捉えてアドバイスすることの大事さを学びました。人それぞれ、性格や特徴があるにも関わらず、自身は「リーダーはこういうもの」と決めつけ、部下を型にはめようとしていました。部下の持つ特徴を活かす努力を怠っていました。
4. 持ち味の活かし方に対する意識の変化
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
消極的な部下とたくさんコミュニケーションをとり、特徴を探ってみました。すると「話して伝える」よりも「書いて伝える」ことが得意だとわかりました。そこで、メンバーに伝える際には紙にまとめることを提案したところ、他のメンバーからも好評で、部下も「次世代リーダー」としての自覚をもち、自信をつけ始めています。
5. 施設長からのメッセージ
特徴に応じたアドバイスを行うことで、職員は自分の能力を活かせると実感し、働きがいが向上します。また、職員の得意分野や課題を把握することで、適材適所の配置が可能になります。効率的な人員配置により、業務の質が向上し、無駄を削減することになります。その結果、介護業界で課題となっている離職率の低下につながり、採用や教育コストの削減ができます。Fさんの活躍に期待したいです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
記事の内容が「いいなあ」と思ったら、いいね(ハート)、メルマガ登録、社内共有をお願いします。
メルマガでは、施設運営やケアに役立つ情報などが無料でお届けします。
皆様の施設の次世代リーダーを応援します!
\もっと詳しく知りたい方はこちら/
%203%202.png)











コメント