考えて行動できる部下を育てたい【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 5月6日
- 読了時間: 3分

今回は、考えて行動できる部下を育てたい20年目の介護主任さんの事例をご紹介します。
地域 :愛知県
施設形態:ユニット型特養
研修内容:No.2研修
受講者 :特別養護老人ホームで20年目の介護職、Uさん
【目次】
はじめに
指示待ちの部下が多い
研修での気づき
自分で考えて行動する部下の育成を通して
施設長からのメッセージ
1. はじめに
Uさんは介護職20年目のベテラン介護士で、主任クラスです。管理者の候補として、リーダーの育成を任されています。部下との関係は良好で、報告・連絡・相談を多く受けています。しかし相談内容の対処法など、部下自身が考えるのではなく、Uさんの指示を受けて動いていることが気になっていました。
2. 指示待ちの部下が多い
Q. 研修受講前の課題について、どのような課題を感じていましたか?
これまで、部下から相談が来た場合は、自分の知っている方法を伝えたり、1つ1つ丁寧に対応したりして関わっていました。困っている部下を放っておけなかったですし、上司として対処するのが当たり前だと思っていたからです。しかし結果として、部下が自分で考えて動く力を育ててあげられていませんでした。
3. 研修での気づき
Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?
「これからどうする?」を考えさせることが大事だと学びました。経験の浅い部下もいますが、その場合にはすぐに答えを言うのではなく、過去の資料を見せるなど、ヒントになるような関わり方をしていくことが大切だと分かりました。原因を見つけて対策をすることが大事だと気づきました。
4. 自分で考えて行動する部下の育成を通して
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
相談に来た部下に「これからどうしますか?」と尋ね、自ら考えるきっかけを作っています。部下も初めは戸惑っていましたが、繰り返していくうちに「〇〇してみようと思います」と対処法を考えられるようになってきました。最近では、私が尋ねなくても「こうしてみようと思います!」と言う部下の姿も見られています。私も気づかなかった方法を考える部下もいて、私自身、非常に勉強になっています。
5. 施設長からのメッセージ
自主的に考えたり、判断したりできる部下が増えることで、管理者やリーダーが細かい指示を出す必要が減り、業務がスムーズになります。また、自ら考えることで、利用者一人ひとりに適したケアやサービスを提供できるようになります。その結果、利用者満足度が向上し、施設や事業の信頼性が高まります。Uさんのように、自ら考えられる部下を育てていくことは、施設運営をするにあたってとても重要なことです。今後もUさんのようなリーダーが育つことを願っています。
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