部下の問題解決力を育てたい【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 5月6日
- 読了時間: 3分

今回は、部下の問題解決力を育てたい16年目の介護士さんの事例をご紹介します。
地域 :埼玉県
施設形態:ユニット型特養
研修内容:No.2研修
受講者 :特別養護老人ホームで16年目の介護職、Yさん
【目次】
はじめに
失敗続きの部下
研修での気づき
部下が失敗した時の意識の変化
施設長からのメッセージ
1. はじめに
Yさんは介護職16年目の経験を持つ介護士です。今年からリーダー育成を任されるようになり、力を入れています。そのため、「成果を出そう」と思い、部下にも丁寧に指示を出しながら業務を任せていました。しかし、部下は失敗が多く、Yさんは部下がなぜ失敗ばかりするのか悩んでいました。
2. 失敗続きの部下
Q. 研修受講前の課題について、どのような課題を感じていましたか?
細かく指示を出すことで部下はわかりやすく行動できると思っていました。また利用者様に対する関わりも、安定すると思っていました。自身が「こうしてほしい」という思いが強かったのだと思います。その結果、部下を責めてしまい、対策を一緒に考えることができていませんでした。
3. 研修での気づき
Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?
利用者様とのトラブルなど、小さなトラブルは起きるものです。そうしたときに、すぐに報告できる関係性を築く大切さを学びました。今まで自分は部下が失敗したときに「なぜそうなったのか」と責めてしまい、原因を探ることを優先してしまっていました。「ではどうするか」と一緒に考える姿勢が欠けていたことに気づきました。
4. 部下が失敗した時の意識の変化
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
部下が失敗した時に責める言葉を言わないように意識し、「報告ありがとう」と伝え、部下の不安を取り除くようにしています。そして、部下だけでなく、チームメンバーみんなで次の対策を考える場を設けています。「ではどうするか」を繰り返し考えてきたことで、部下自身の意識が高まり、失敗の数が減ってきていることを実感しています。
5. 施設長からのメッセージ
失敗を振り返り、学びに変えることで職員のスキルや問題解決能力が向上します。職員の成長は、即戦力の増加につながります。これにより外部研修コストが削減され、施設全体のパフォーマンスが向上します。サービスの質が高まることで利用者満足度が向上し、施設の評判が良くなります。失敗を責めるのではなく、職員全体で考えていく姿勢を大事にし、次に活かしていける施設づくりに努めていきたいです。
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