自分で考えて動ける部下を育てたい【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 5月6日
- 読了時間: 3分

今回は、自分で考えて動ける部下を育てたい18年目の介護士さんの事例をご紹介します。
地域 :群馬県
施設形態:従来型特養
研修内容:No.2研修
受講者 :特別養護老人ホームで18年目の介護職、Mさん
【目次】
はじめに
期限が守れない部下に悩む
研修での気づき
期限が守れない部下に対する意識の変化
施設長からのメッセージ
1. はじめに
Mさんは18年目の介護士です。部下のことを指導する立場であり、提出書類などの期限は必ず伝えるようにしています。しかし、毎回、期限までに書類が出せない部下がいて、困っていました。
2. 期限が守れない部下に悩む
Q. 研修受講前の課題について、どのような課題を感じていましたか?
これまで、部下に「〇〇日までに書類を作成しておいてね」と言えば、理解して提出してもらえると思っていました。期限までに出せないのは部下の管理能力に問題があると考えていました。そのため、自身の指示内容を振り返ったり、部下の仕事量や背景の状況を把握したりしようとはしていませんでした。
3. 研修での気づき
Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?
「〇〇日までに出してほしい」と部下に伝えるだけで、あとは本人任せにしてしまっていたことに気づきました。進捗状況や中間報告など、具体的に伝えていなかったことを反省しました。また、部下が失敗から何を学び、どう感じたかを考えさせることが、次に失敗しないよう自ら対策を考えることにつながることを学びました。
4. 期限が守れない部下に対する意識の変化
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
自身の指示内容を見直しました。具体的には、「いつまでに、どの程度の完成度で出すか」を明確に伝えることを心がけています。部下に対しては、どうすると期限までに出せるか、出せないと思った時にはどうするとよいかを考えさせ、自分で動けるように働きかけています。
5. 施設長からのメッセージ
書類作成の期限が明確になることで、職員が計画的に業務を進める習慣が身に付きます。そして職員一人ひとりの業務遂行能力の向上が期待できます。また、間に合わないときの対処法を職員に考えさせることは、自ら考えて動く部下の育成につながります。Mさんのように、自身の行動を振り返りながら、部下に自分で動けるよう指導する姿勢は、施設にとって貴重な存在です。
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