自分で抱え込んでしまっていた【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 5月6日
- 読了時間: 3分

今回は、作業分担に悩む11年目介護職員のSさんの事例をご紹介します。
地域 :広島県
施設形態:地域密着型特養
研修内容:しっかり者研修
受講者 :特別養護老人ホームで11年目の介護職員、Sさん
【目次】
はじめに
作業分担への苦手意識
研修での気づき
行動計画
作業分担に対する意識の変化
ホーム長からのメッセージ
1. はじめに
Sさんは介護職として11年の経験があり、業務を滞りなくこなしていました。しかし、日々の業務に追われ、利用者様との時間を十分に確保する方法が見つからず、効率化の必要性を感じつつも、具体策がわからずに悩んでいました。
2. 作業分担への苦手意識
Q. 研修受講前の課題について、どのような課題を感じていましたか?
一定の経験があるので、誰かに頼まなくても自分で行うほうが早いと感じることが多く、結果としてチームワークを削いでいると思うときがありました。どんな場面でどのように作業を分担すれば他のメンバーにもプラスになるのか知りたいと考えていました。
3. 研修での気づき
Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?
居室担当を決め、食事の誘導や体調確認などを通じて、利用者様から情報をお聞きすることができると考えました。また、担当職員が対応できないときは、別のメンバーが行くことで、新たな会話が生まれるきっかけにもなり、柔軟に対応する大切さも学びました。
4. 行動計画
Q. 具体的にどのような実践をされましたか?
担当した居室の利用者様は、長年部屋に引きこもっておられましたが、毎日訪問を続けたところ、ある日、部屋を出て他の利用者様と話をされるまでになり、その後は笑顔で過ごされるようになりました。心豊かに暮らすサポートができ嬉しくなりました。
5. 作業分担に対する意識の変化
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
「こんなことをやってみたい!」と目標を持って生活していただくことが、利用者様の生きがいや生活の質向上につながると考えるようになりました。作業分担を通じて、利用者様との時間を計画的に作り、周りを巻き込みながら経験を積んでいきたいと思います。
6. ホーム長からのメッセージ
Sさんは今回の研修で、最終的な目標が利用者様の幸せにあることを再認識し、そのためには作業分担が有効で、周りを頼ることもチームワークの観点から重要だと学びました。メンバーそれぞれの得意分野を把握し、適材適所の配置を行うことは業務改善に不可欠です。この気づきを活かしていきたいと考えています。
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