利用者様の思いを汲み取りたい【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 5月6日
- 読了時間: 3分

今回は、会話が続かないことに悩んでいた5年目介護士のTさんの事例をご紹介します。
地域 :和歌山県
施設形態:従来型特養
研修内容:人気者研修
受講者 :特別養護老人ホームで5年目の介護職、Tさん
【目次】
はじめに
話すことへの苦手意識
研修での気づき
話すことに対する意識の変化
施設長からのメッセージ
1. はじめに
Tさんは介護職として5年目の介護士です。利用者様との会話を大切にしたいと思いながらも、会話力に自信がありませんでした。その結果、会話は続かず、利用者様の思いを汲み取ることができないことに悩んでいました。
2. 話すことへの苦手意識
Q. 研修受講前の課題について、どのように感じていましたか?
これまでは、話すことへの苦手意識から、利用者様に対して消極的な関わりだったように感じます。利用者様から話しかけられても、答え方に迷い、会話を続けられませんでした。「利用者様を楽しませないと!」と思うあまり、言葉を選びすぎてしまっていたのかもしれません。
3. 研修での気づき
Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?
復唱したり簡単な質問をしたりすることが、会話の広げ方のポイントだと学びました。今までは、自分で言葉を繰り出そうと思っていましたが、利用者様の感じたことをそのまま伝えることが共感につながることがわかりました。
4. 話すことに対する意識の変化
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
まずは利用者様が何に興味を持っているのかを観察しています。そして、「〇〇、お好きですか?」と簡単な質問で話しかけ、会話のきっかけづくりをしています。以前は消極的な関わりでしたが、今では会話のきっかけが作れ、話すことが楽しくなってきました。おかげで少しずつ会話が続くようになった気がします。
5. 施設長からのメッセージ
会話を通じて利用者様が安心感を得たり、自分の意見や要望を伝えやすくなったりします。 満足度が向上することで、施設やサービスの評判が高まり、新規利用者の獲得やリピート利用につながります。また、会話を重ねることで、利用者様やその家族との信頼関係を深めることができます。信頼関係が強まると、長期的な契約や継続利用につながります。Tさんのように会話を楽しめる職員が増えることを願います。
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