次世代リーダーを育てたい【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 5月6日
- 読了時間: 3分

今回は、次世代リーダーを育てたい17年目の介護士さんの事例をご紹介します。
地域 :千葉県
施設形態:特別養護老人ホーム
研修内容:No.2研修
受講者 :特別養護老人ホームで17年目の介護職、Kさん
【目次】
はじめに
個人面談への苦手意識
研修での気づき
個人面談に対する意識の変化
施設長からのメッセージ
1. はじめに
Kさんは17年の経験を持つベテラン介護士です。管理者候補として、部下の育成を任されています。部下のことを知るために、定期的に個人面談を行なっていますが、質問ばかりになりがちで、話を深められないことを悩んでいました。そのため、部下の本音や考えていることがわからないでいました。
2. 個人面談への苦手意識
Q. 研修受講前の課題について、どのような課題を感じていましたか?
個人面談は個別で話すため、部下が本音を言ってくれると思っていました。しかし、「部下の考えを知りたい」という自身の気持ちが強すぎて、「〇〇はどうですか?」など質問攻めになりがちでした。その結果、部下が「話したい」と思える場になっていませんでした。
3. 研修での気づき
Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?
個人面談では、「聞き出そうとしない」「自分のことを伝える」「部下との共通点を探す」がポイントであると学びました。つい仕事のことを聞き出してしまいがちだった自分の行動の見直しになりました。部下が自分から話したいと思える雰囲気を作れるようにしたいです。
4. 個人面談に対する意識の変化
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
個人面談では、いきなり仕事の話をするのではなく、最近ハマっていることなど仕事以外の話をするように心がけています。初めは戸惑う部下の姿もありましたが、徐々に表情が和らいでいく姿がありました。最近では、個人面談で部下から本音や悩みが出てくるようにもなり、充実した時間を過ごせていることを実感しています。
5. 施設長からのメッセージ
個人面談を通じて、職員のスキルや希望、得意分野を把握し、それぞれの特性を知ることができます。その結果、職員の能力が最大限に発揮され、業務効率と介護の質が向上します。また、悩みや不満を早期に把握し、対応することで離職を防ぐことができます。離職を防ぐことで、採用や研修にかかるコストを削減でき、経験豊富なスタッフが定着することで、業務の効率化や利用者満足度の向上にもつながります。個人面談の時間を有意義に過ごせるよう、生かしていきたいです。
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