話の焦点の絞り方【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 9月18日
- 読了時間: 3分

今回は、話が飛びがちな利用者様に悩んでいた3年目介護職員のAさんの事例をご紹介します。
地域 :岡山県
施設形態:地域密着型特養
研修内容:人気者研修
受講者 :地域密着型特養で3年目の介護職員、Aさん
【目次】
はじめに
飛びがちな話に関する苦手意識
研修での気づき
行動計画
話の焦点に対する意識の変化
統括施設長からのメッセージ
1. はじめに
Aさんは地域密着型特養で働く介護職員で、業務経験は3年です。普段、積極的に利用者様と話していますが、話題が次々と飛んでしまう利用者様がいるため、無理なく話の焦点を絞ってお話しする効果的な方法がないか悩んでいました。
2. 飛びがちな話に関する苦手意識
Q. 利用者様と会話する上でどんなことが課題だと感じていましたか?
いろいろとお話ししてくださるのはありがたいのですが、ご本人も少し混乱気味になることがあり、その対応に私も悩むことがありました。特に体調確認の際は、もう少し一貫性のある会話ができれば、より適切に症状を聞き取り、ケアに活かせると感じていました。
3. 研修での気づき
Q. 人気者研修でどのような気づきを得ましたか?
研修では、さまざまな題材が描かれた絵を使用しました。その際、話の焦点を絞りながらコミュニケーションを取ることで、話を深めたり、関連する話題を引き出したりしやすくなりました。その結果、一つ一つの物に注目して話を進める姿勢が自然と身につきました。
4. 行動計画
Q. 具体的にどのようなことを実践しましたか?
着物の女性の描写を取り上げた際、普段一貫した話をなさらない方が、着物の着方やそれにまつわることを大変詳しく話してくださいました。また、いつもあまりお話をされない方も、絵をお見せするといろいろなお話ししてくださるので会話のきっかけにしています。
5. 話の焦点に対する意識の変化
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
話の焦点を絞るだけでなく、相手があまり興味を示していない様子を感じたら話題をお好きなものに変えるなど、臨機応変な会話ができるようになってきました。今後も利用者様の立場に立って考えながら、相手に合わせた会話を心がけていきたいと考えています。
6. 統括施設長からのメッセージ
会話がスムーズに進まない利用者様は、周囲の方とのコミュニケーションが減りがちで、孤独を感じていらっしゃる可能性があります。研修を経て新たな視点を得たAさんは、そのような方にとって良い聞き手となり、利用者様同士のつながりを生む架け橋のような存在になってくれると確信しています。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
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