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利用者様を励ましたい【ミッケル研修】


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今回は、認知症の方の自信回復に悩んでいた4年目介護職員のWさんの事例をご紹介します。


  • 地域  :群馬県

  • 施設形態:ユニット型特養

  • 研修内容:人気者研修

  • 受講者 :ユニット型特養で4年目の介護職員、Wさん


【目次】


  1. はじめに

  2. 励ましに関する苦手意識

  3. 研修での気づき

  4. 行動計画

  5. 励ましに対する意識の変化

  6. 専務理事からのメッセージ



1. はじめに


Wさんはユニット型特養で働く4年目の介護職員です。認知症が進行している利用者様の中に、落ち込みがちな方が複数いらっしゃることを気にしていました。少しでも楽しく生活していただくために、自分には何ができるかと悩んでいました。



2. 励ましに関する苦手意識


Q. 認知症の利用者様を励ます上でどんなことが課題だと感じていましたか?


認知症の方々は、職員を含め周囲との会話が減少する傾向があり、施設としても意思疎通がスムーズにいかない場合が多く、困りごとやご要望を引き出すのに苦労していました。また、利用者様の不安や孤独感を軽減する方法についても模索していました。



3. 研修での気づき


Q. 人気者研修でどのような気づきを得ましたか?


回想法を複数人で行う際には、認知症の進行度合いが比較的近い人同士を参加者に選び、指摘や訂正を受けることなく会話を楽しめるよう配慮することが重要だと気づきました。その結果、自分の思いを自由に表現でき、自信を取り戻していただきやすいと学びました。



4. 行動計画


Q. 具体的にどのようなことを実践しましたか?


高齢者は聴力や認知機能が低下している場合があるため、低めの声でゆっくり、はっきりと話すことを心がけました。また、家族のことを考えている利用者様が多いため、会話中に不用意に帰宅願望を刺激しないよう、発言には十分注意しました。



5. 励ましに対する意識の変化


Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?


回想法で笑顔で話をされる認知症の方を見て、普段の業務でも利用者様が覚えていることや、今できることに焦点を当てるようになりました。その際、「○○をやってみませんか」と質問の形でお尋ねし、実行に結びつけるよう心がけています。



6. 専務理事からのメッセージ


認知症の利用者様のお気持ちを汲み取るのは難しい場合が多いですが、それぞれに異なった、尊重されるべき思いをお持ちです。回想法は、参加者全員が楽しむことができ、さらに認知機能の維持・改善にも効果的な活動です。Wさんには、この企画や運営に精通した職員へと成長してくれることを期待しています。


最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。

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