長所が見つからない【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 9月18日
- 読了時間: 3分

今回は、同僚の長所が見つからず悩んでいた5年目看護師のUさんの事例をご紹介します。
地域 :奈良県
施設形態:従来型特養
研修内容:人気者研修
受講者 :従来型特養で5年目の看護師、Uさん
【目次】
はじめに
同僚たちに関する不満
研修での気づき
行動計画
同僚たちに対する意識の変化
支部長からのメッセージ
1. はじめに
Uさんは従来型特養で働く5年目の看護師です。施設内に看護師が少数しかいないため、勤務体制によっては業務負担が大きいこともあります。介護士などと業務の棲み分けは明確にできているものの、他職種のメンバーに対し不満を抱えがちなことが悩みでした。
2. 同僚たちに関する不満
Q. 同僚と仕事を進めていく上でどんなことが課題だと感じていましたか?
「Aさんは臨機応変さに欠ける」「Bさんはもっと要領よく仕事をすべきだ」などと他者の短所が目に入るたびに、自分のモチベーションも下がってしまい、業務遂行上、好ましくない状況が続いていました。そのため、どうすれば状況を改善できるか悩んでいました。
3. 研修での気づき
Q. 人気者研修でどのような気づきを得ましたか?
研修で使用したLovelyシートを埋めることで、メンバーの長所についてじっくり考える機会を得た結果、自分が長所あふれる素晴らしいチームで働いているとわかりました。また、私自身も長所を見つけてもらいたいという思いを持っていると気づきました。
4. 行動計画
Q. 具体的にどのようなことを実践しましたか?
相手をよく観察することを心がけました。すると、長所と短所は表裏一体だと気づき、考えを柔軟にすることで、「Aさんはどの利用者様にも平等に接しようと努力している」「Bさんは最後まで丁寧に取り組む姿勢がある」など、以前と異なる視点が見つかりました。
5. 同僚たちに対する意識の変化
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
先入観や偏った考えを抱くことが少しずつ減りました。今後も多忙さに負けず、一人ひとりのチームメンバーが持つ個性や能力を尊重し、職種の垣根を越えて、利用者様の安心・安全のために連携を強化していきたいと考えています。
6. 支部長からのメッセージ
研修では、職員同士がお互いの良い点に目を向けることができ、施設内の雰囲気が以前よりも朗らかになりました。周囲からプラスに捉えてもらうことで、各個人はその能力を最大限に発揮できるようになります。人材育成の観点から、私たち管理者も常にその点を意識することが重要だと再確認できた学びでした。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
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