チームがバラバラ…【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 5月9日
- 読了時間: 3分

今回は、チームのまとめ方に悩んでいた40代のリーダーさんの事例をご紹介します。
地域 :長野県
施設形態:特別養護老人ホーム
研修内容:リーダーひとかじり研修
受講者 :特別養護老人ホームで18年目の介護職、Eさん
【目次】
はじめに
チームのまとめ方がわからない
研修での気づき
チームのまとめ方に対する意識の変化
施設長からのメッセージ
1. はじめに
Eさんは介護職18年目です。リーダーとして、チームが同じ方向を見てケアができるようにと、チームをまとめることに尽力しています。しかし、会議で決まった内容でも、他のメンバーから不平不満を聞くことがあり、チームがまとまらないことを悩んでいました。
2. チームのまとめ方がわからない
Q. 研修受講前の課題について、どのように感じていましたか?
会議で決まったことでも、あとから不平不満を聞くことがあり、困っていました。「やっぱりこうした方が良いのではないか」という意見が出ることもあり、自分も「たしかにいいな」と思ったことはそこでOKを出してしまうこともありました。「チームで考え実行する」という考えに至っていませんでした。
3. 研修での気づき
Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?
「言いたいことがある人は、会議で提案する」というルールを決めてしまうことが大事だと学びました。今まで自分は、「こうした方が良いと思います」と言われていいなと思ったときには、個別の意見を反映させ、他のメンバーを混乱させてしまっていました。みんなで共通認識を持つ大切さを改めて感じました。
チームのまとめ方に対する意識の変化
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
まずは「言いたいことがある人は、会議で提案する」というルールを徹底しました。メンバーから個別で意見をもらうこともありましたが、このルールを思い出してもらいました。ルールを決めてからは、会議内で意見交換が活発に行われるようになりました。チームメンバーみんなで利用者様のことを考えられているなと実感しています。
5. 施設長からのメッセージ
会議で意見を述べることで、個人の考えがチーム全体に共有され、「個人的な不満」から「組織全体の課題」に昇華されます。他のメンバーも同じ意見を持っている場合、それが表面化し、迅速な解決策を検討する機会を得られます。すると、早期の問題解決が可能となり、業務の停滞を防げます。また、個別の場で感情的な衝突が起こる可能性も減少し、職場の雰囲気が改善され、離職率低下になります。よりよい施設運営に向け、Eさんのような人材を今後も育てていきたいです。
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