意見がまとまらない【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 5月9日
- 読了時間: 3分

今回は、決断方法がわからず困っていた20代のリーダーさんの事例をご紹介します。
地域 :山形県
施設形態:特別養護老人ホーム
研修内容:リーダーひとかじり研修
受講者 :特別養護老人ホームで7年目の介護職、Mさん
【目次】
はじめに
決断が難しい
研修での気づき
決断力に対する意識の変化
施設長からのメッセージ
1. はじめに
Mさんは7年の経験をもつ介護士です。利用者様にかかわる、様々な職種の人たちとの意見交換を大事にしたいと考えています。しかし、リーダーとして会議運営を進行するのに悩んでいました。特に意見がバラバラのときの決断方法がわからないでいました。
2. 決断が難しい
Q. 研修受講前の課題について、どのように感じていましたか?
これまでは、様々な職種が集まった会議で意見がバラバラのときにどう決断したらよいかわかりませんでした。どの意見も的を得ていたからです。それを自分で判断しないといけないと思い込んでいました。「利用者様」を第一に考えられていませんでした。
3. 研修での気づき
Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?
まずは「利用者様の気持ちを確認する」というシンプルなことに気づきました。そして施設の理念も念頭におく大事さを学びました。リーダーとして、軸をしっかり持って会議に臨むことを教えてもらった気がします。リーダー=決断する、と思い込んでいた自分の考えを改めることができました。
決断力に対する意識の変化
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
今でも各職種で話し合うときには、意見がバラバラになる時があります。そのときには、チーム全員で立ち止まり、「利用者様の気持ちを確認」するようにしています。利用者様が感じている気持ちを再確認すると、方向性が見えやすく、再度話し合うときにとてもスムーズになることがわかりました。おかげでチーム全員が納得して決め事を決められているように感じます。
5. 施設長からのメッセージ
意見がバラバラな場合でも、「利用者様を第一に」という共通の価値観を設定すれば、最終的な判断基準が明確になります。「どの選択が利用者様にとって最善か」を軸に議論を進めることで、意見の衝突を建設的な議論に変えられます。その結果、メンバー間の意思疎通が円滑になり、業務の効率化と利用者満足度の向上につながります。いつでも「利用者様を第一に」考えられる施設を目指し、尽力していきたいと思います。
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