自分で動ける部下を育てたい【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 5月6日
- 読了時間: 3分

今回は、自分で動ける部下を育てたい15年目の介護士さんの事例をご紹介します。
地域 :静岡県
施設形態:従来型特養
研修内容:No.2研修
受講者 :特別養護老人ホームで15年目の介護職、Hさん
【目次】
はじめに
声の掛け方に悩む
研修での気づき
声の掛け方に対する意識の変化
施設長からのメッセージ
1. はじめに
Hさんは介護職15年目の介護士です。部下を育成する立場にあり、日々介護技術や利用者様との関わり方などを指導しています。部下との関係は良好ですが、落ち込んでいたり悩みを抱えていたりする部下への声の掛け方に悩んでいました。
2. 声の掛け方に悩む
Q. 研修受講前の課題について、どのような課題を感じていましたか?
部下が落ち込んでいたり、悩んでいたりした場合、「何か悩んでいる?大丈夫?」と仕事に関する話題を直接的に伝えて、悩みを解決しようとしがちでした。部下の不安を取り除きたかったからです。しかし「大丈夫です!」と返ってきてしまうこともあり、対応に困っていました。
3. 研修での気づき
Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?
落ち込んだ部下がいた時には、まずは仕事以外の話題を振り、部下の興味や考えていることを知ることが大切だと学びました。上司が部下のことを知ろうとすることで、信頼関係が築かれ、結果として仕事のことで相談しようという気持ちになりやすいことを知りました。以前の自分の声掛けが逆効果だったと気づかされました。
4. 声の掛け方に対する意識の変化
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
部下の趣味や興味を持っていることを知ろうと努力しています。映画鑑賞や山登りなど、興味のあることに共感したり、知ろうとしたりすることで、部下が生き生きと話してくれるようになりました。以前よりも部下との絆が強まった気がします。最近では、部下の方から「〇〇に困っているんですけど…」と仕事の相談を受けるようにもなりました。
5. 施設長からのメッセージ
仕事以外の話を通じて、リーダーや上司が「部下を気にかけている」という姿勢を示すと、職場の雰囲気が良くなります。働きやすい職場環境は、職員の満足度を高め、離職率の低下やチーム全体のパフォーマンス向上につながります。結果的に、組織としての安定性が増します。Hさんのように、部下を気にかけられる人材が一人でも増えることを期待したいです。
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