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回想法の効果を発揮できる方法【ミッケル研修】


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今回は、回想法の具体的な方法を学びたい7年目介護職のTさんの事例をご紹介します。


  • 地域  :青森県

  • 施設形態:介護老人福祉施設

  • 研修内容:人気者研修

  • 受講者 :介護老人福祉施設で7年目の介護職、Tさん


【目次】


  1. はじめに

  2. 回想法の仕方の悩み

  3. 研修での気づき

  4. 回想法に対する意識の変化

  5. 施設長からのメッセージ



1. はじめに


Tさんは介護職7年目の介護士です。利用者様とのコミュニケーションを大事にしています。利用者様がより生活しやすくなるようにと、認知症ケアにも興味があり、回想法を取り入れはじめました。より回想法の効果を発揮できる方法を学びたいと思っています。



2. 回想法の仕方の悩み


Q. 研修受講前の課題について、どのように感じていましたか?


回想法が認知症ケアによいことを知り、取り入れています。しかし絵を見せた後、利用者様からのことばが出ないこともあり、声掛けや方法について悩んでいました。具体的な方法が知りたいと思っています。



3. 研修での気づき


Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?


利用者様が着目した1つのアイテムに焦点を当てたり、そこのワードから話を広げたりする方法を知りました。もし自分が利用者様だったら…と考えてみると、言葉づかいや声かけが不適切だと思うことが、日々の業務をやっていく上で見つかりました。相手の立場に立って回想法を考えたいと思いました。



4. 回想法に対する意識の変化


Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?


絵を見て、相手がどこに着目するのか、様子を伺うように意識するようになりました。反応があまりないようであれば、ポイントに集中して話題を振るようにしています。絵を見て想像することで、会話の話題づくりがしやすくなり、コミュニケーションが活性化されてきたように感じます。自身も以前より回想法をうまく取り入れられていると実感できています。



5. 施設長からのメッセージ


利用者様同士が「懐かしいね」と会話を始めるなど、共通の思い出があると利用者様同士の会話が弾み、交流が深まるきっかけになります。その結果、施設内の雰囲気が明るくなり、利用者様の心理的安定が向上します。また、アイテムがあることで話題が途切れず、利用者様が主体的に会話を進めるため、職員が無理に話題を引き出す必要もなくなります。アイテムに焦点を当てることで、回想法がスムーズに進み、職員の負担軽減にもなり、業務の効率化も期待できます。


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