名前を覚えてもらいたい【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 5月8日
- 読了時間: 3分

今回は、なかなか名前を覚えてもらえず悩んでいた1年目介護職のNさんの事例をご紹介します。
地域 :京都府
施設形態:ケアハウス
研修内容:人気者研修
受講者 :ケアハウスで1年目の介護職、Nさん
【目次】
はじめに
信頼関係づくりの難しさ
研修での気づき
信頼関係づくりに対する意識の変化
施設長からのメッセージ
1. はじめに
Nさんは1年目の介護士です。利用者様の身の回りのお世話や食事介助などをしながら関係を築いているところです。しかし、利用者様がなかなか名前を覚えてくれないことが気がかりでした。特に自分がよくかかわる利用者様も「ちょっと!」などと呼んでおり、信頼関係づくりに悩んでいました。
2. 信頼関係づくりの難しさ
Q. 研修受講前の課題について、どのように感じていましたか?
信頼関係ができないのは、「まだ新人だから」と思っていました。しかし、よく関わる利用者様からも名前が覚えてもらえず、自身のかかわりが利用者様に合っていないのではないかと考えるようになりました。会話力を身につけ、関係づくりを構築したいと考えていました。
3. 研修での気づき
Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?
利用者様の立場になって考えたり、話すときには必ず目線を合わせることなど、会話をするにあたって大切なことを再認識しました。また、誰にも知られたくないことは絶対に内密にするなど、利用者様の思いに寄り添うことが信頼関係の鍵だと感じました。
4. 信頼関係づくりに対する意識の変化
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
目線を合わせたり、利用者様の立場に立ったりしながらゆっくり話を聞くように心がけています。するとしゃべる内容が見つけられ、利用者様それぞれに合わせて話すことができるようになってきました。話せば話すほど利用者様が名前を覚えてくださり、とても嬉しいです。信頼関係が築けてきたかなと実感しています。
5. 施設長からのメッセージ
利用者様とのコミュニケーションが増えることで、個別ニーズを把握しやすくなり、利用者様に合わせたケアが提供できます。利用者様が職員に話をする中で不安を打ち明けやすくなり、早めの対応が可能になります。また、職員の名前を覚えている利用者様は、施設での生活に安心感を感じるため、心理的ストレスが軽減されます。その結果、利用者様の満足度が向上し、家族からの信頼も強化されます。
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