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自立支援のケアに悩む技能実習生【ミッケル研修】


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今回は、自立支援がわからなかった2年目技能実習生のPさんの事例をご紹介します。


  • 地域  :大阪府

  • 施設形態:従来型特養

  • 研修内容:FUJIYAMA研修

  • 受講者 :従来型特別養護老人ホームで2年目の介護職、Pさん


【目次】


  1. はじめに

  2. 自立支援をするとは?

  3. 研修での気づき

  4. 自立支援に対する考え方の変化

  5. 施設長からのメッセージ



1. はじめに


Pさんは技能実習生として2年働いています。先輩介護士から「利用者様の自立支援を心がけましょう」と言われていますが、いまいちよくわかっていません。そのため、利用者様ができることも介助し、注意を受けることが多いです。



2. 自立支援をするとは?


Q. 研修受講前の課題について、どのように感じていましたか?


技能実習生として、利用者様には一つ一つ丁寧に関わるべきだと考えていました。そのため、食事介助や入浴介助など、すべてをやってあげるべきだと勘違いし、利用者様ができることまでやってしまっていました



3. 研修での気づき


Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?


「自立支援を心がける」というのは、利用者様ができることとできないことを理解し、できないことを手助けすることだと理解しました。できることまでやってしまうと、今までできていたことでもできなくなるという話を聞いて、焦りました。対応を間違えていたことに気づきました。



4. 自立支援に対する考え方の変化


Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?


利用者様をよく見て、できることとできないことが何かを把握するようにしました。食事ができるのに、自身が関わり過ぎてしまっていた利用者様がいたことに気づきました。困っているときには手を差し伸べ、そうではないときには見守るなど、そのときに応じて関わっていこうと思います。



5. 施設長からのメッセージ


介護現場では、利用者様の自立を支援するケアが重要です。技能実習生が単に介助をするのではなく、利用者様ができることを尊重し、必要以上に手を出さないことを意識すると、利用者様の生活の質が向上し、施設運営にも経営的なメリットが生まれます。自立を促す介護は、利用者様の尊厳を守るケアにつながります。利用者様が自分でできることを増やし、生活の質を向上し、施設の満足度も上げていけるように努めていきたいと思います。


最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。

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