副施設長としての活躍が期待【ミッケル研修】
- ミッケルアート編集部
- 5月6日
- 読了時間: 3分

今回は、副施設長としての活躍が期待される9年目介護職員のHさんの事例をご紹介します。
地域 :愛知県
施設形態:従来型特養
研修内容:しっかり者研修
受講者 :特別養護老人ホームで9年目の介護職員、Hさん
【目次】
はじめに
計画作成への苦手意識
研修での気づき
行動計画
計画作成に対する意識の変化
施設長からのメッセージ
1. はじめに
Hさんは介護職として1-2年目の経験を持つ介護士です。将来の相談員としての活躍が期待される中、利用者様の思いを形にする計画作成に苦手意識を持っていました。
2. 計画作成への苦手意識
Q. 研修受講前の課題について、どのような課題を感じていましたか?
利用者様から『こんなことがしたい』という声を聞くたびに、どうすれば実現できるのか具体的な方法が思い浮かばず、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。計画を立てることに自信が持てず、結果として利用者様の願いを実現できないまま時が過ぎていくことが多かったです。
3. 研修での気づき
Q. 研修でどのような気づきを得ましたか?
叶えるシートを活用することで、漠然としていた実現のプロセスが具体的な手順として見えてきました。また、一人で抱え込まずにチームで取り組むことで、できないと思っていたことも実現できる可能性が広がることを学びました。
4. 行動計画
Q. 具体的にどのような実践をされましたか?
故郷の北海道に帰りたいと願う利用者様のために、施設内で北海道フェアを企画しました。北海道の名物や写真を飾り付け、ご当地料理を提供し、同じ北海道出身の利用者様同士で思い出話に花を咲かせていただきました。実現には他職種との連携が不可欠でした。
5. 計画作成に対する意識の変化
Q. 研修後、あなたの行動はどのように変化しましたか?
以前は漠然と話を聞くだけでしたが、今は『どうすれば実現できるか』という視点で利用者様の言葉を聴けるようになりました。また、チームメンバーと積極的に情報共有を行い、みんなで知恵を出し合って実現に向けて取り組めるようになりました。
6. 施設長からのメッセージ
最大の課題の一つは、次世代の管理職の育成です。Hさんには、まず相談員としての経験を積んでいただき、将来的には副施設長として、より大きな視点で施設運営に携わっていただきたいと考えています。このしっかり者研修での学びを、個人の経験に留めることなく、施設全体の仕組みづくりに活かしていってほしいと思います。
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