取材するニャン♪

「発達支援」勉強会のまとめ

August 10, 2018

ミッケルアート編集部

 

 

 

先日、発達支援の勉強会に参加しました。

その際のメモです。

保護者や保育者の方にとって、いい気づきになれば幸いです。

 

 

1   発達支援の必要な子

 

・トライアンドエラーよりもエラーレスのほうがいい

 

 

2   性格とは行動の傾向

 

・性格は変わらない

・行動は変えられる

 

 

3   教育のターゲットは、子どもの行動である

 

・教育とは、適切な行動を増やし、不適切な行動を減らすこと

・指示を出す時には、行動指示をする

 

 

4   デッドマン(死んでいる人)でもできることは行動ではない

 

・静かにする

・廊下を走らない

・邪魔をしない

・騒がない

・じっとしている

・褒められる

 

 

5   行動を指示する

 

・静かにする   →静かにAしましょう

・廊下を走らない →

・邪魔をしない  →

・騒がない    →

・じっとしている →

・褒められる   →

 

※現在の行動に代わる、「その子にあった活動」を用意することが前提になる

※幼児には、小学生には、中学生には、など、その年齢に合わせた活動を用意する。

 

 

6  片付けをきちんとしなさいは伝わらない

 

・子どもは経験がないため、意味がわからない

・「きちんと」、「丁寧」では伝わらない

・行動指示とは、数えられる行動であることが重要

 

 

7   伝わる行動指示の例

 

・本を棚にしまいましょう

 ※数えられる指示は、行動が明確になる

 

 

8  伝わらない指示=高度な指示の例

 

・友達と仲良くしましょう

・ルールを守りましょう

・落ち着いて行動しましょう

・相手の気持ちを考えて行動しましょう

 

という指示は分かりにくい。あいまいであり、数に表しにくい。

※発達支援の子にとっては、状況を見て自分で判断して行動することは苦手であるため、表現をもっと具体的にする。

 

 

9   ABC分析

 

 原因 行動 結果  を考える

 

・先行条件 :喉が渇いた

・行動   :ビールを飲む 

・結果   :美味しかった

 

例1)

 ビールを飲む行動を減らすためには、先行条件を揃えないようにする。

 例えば、冷蔵庫にビールを置かない。=飲む行動が成立しなくなる=行動が減る

 

例2)

 A先生の授業の時には、適切な行動をしている場合

 A先生のときには、どのような条件があるのかを分析する。

 

10   行動を変えるためには、先行条件を変える

 

・先行条件:

・行動  :提出期限ギリギリに親に援助を求める

・結果  :

 

 という場合は、先行条件を考える。

 ・そもそも宿題が多いのではないか

 ・宿題の進み具合を事前に確認する時間をつくる

 

 先行条件を考えることで、教育的ニーズが見えてくる

 

 

11   何度もルール違反をする子

 

・先行条件:ルールが理解できていない、ルールが難しい、集団遊びが嫌い、苦手、困った時の対応スキルがない

・行動  :集団遊びで、ルール違反を繰り返す

・結果  :自分の意思を通すことができる

 

 行動を減らすことを考える

 

 

12   原理

 

・近接領域弱化:しかる側は1点について述べているが、叱られる側は全体を否定された気持ちになる

・弁別の原理 :しかる人がすぐ近くにいるときには、大人しくなる。この条件が揃っている時のみ

・派生の原理 :嫌いな先生の服は、その服も嫌い

・反発の原理 :強く言われると、逆ギレする。強く言われると反発する。

 

 

13 スーパーにいくと、商品にさわってしまう

 

・先行条件、カートを押させる。

・結果、商品に触らなかったとほめる。

 

 

14   行動を増やす、減らすの関係について

 

・子どもが好ましくない行動をするとしかる  =子どもからすると注目することになる

 例)ゲームをしていたとき

 

・子どもが好ましい行動をしていると叱らない =子どもからすると無視される

 例)普通に宿題していたとき

 

※子どもにとっては、好ましくない行動をした方が、注目をあびることに繋がる

 好ましい行動(普通の行動)こそ、エネルギーを使って褒める=注目したほうがいい。

 

 

15    褒めるということは、すごいと言わなくていい

 

「聞いてて偉いね」

「Aちゃん、話を聞いているね」

「メモしているね」

 

 

16  障害について

 

・身体障害

・知的障害

・精神障害

 

※発達障害の中に知的障害は入らない

※発達障害は脳の機能障害ではない

 

 

17   発達は行動で考える

 

 情報提供の仕方を考えなければならない

 同じ光景を見ても同じことが見えていない

 

 

18   脳は、パターンを認識する

 

・ASDは、パターン認識が苦手

・ピンポイントな情報を伝える

・謎解きは極力なくす

 

 

19  アートの役割

 

・目に見えないものを見えるようにする

    例)時間、流れ、文脈、ルール、気持ち

 

 

 

 

 

いいね!
ツイート
Please reload

認知症、認知症予防 認知症対策 認知症ケア 介護予防 デイサービス 回想法 介護 有料老人ホーム 周辺症状
静岡大学発ベンチャー企業
株式会社スプレーアートイグジン

ミッケルアートには、昔なつかしい絵が描かれています。絵をきかっけに、思い出話を語り合うことで、認知症予防に繋がります。

〒432-8002 静岡県浜松市中区富塚町2059-3

​TEL 053-474-5717

メルマガ登録

登録すると、最新情報がすぐに確認できるようになります。
Please reload

Please reload