取材するニャン♪

「どんなアートを描いて欲しいですか?」@都内保育園

June 30, 2018

 東京都内の保育園様でヒアリングを行いました。その結果を記載致します。

 

 

 1. 子どもの世界観が広がるきっかけになるようなアートを描いて欲しい

    普段いろんな人に出会うと、子どもはつい言葉に出してしまう。

 ・足がない人 「あの人、足がない」

 ・髪がない人 「あの人、髪がない」

 ・肌の黒い人 「あの人、黒い」

  

       →いろんな人がいるということがわかるきっかけがあれば、子どもの世界観が広がるので

      はないか。

   

 

2. 何気なく絵の中に世界の人を描く

 ・日本人に外国人が道を尋ねている絵

 ・日本人が外国人に道を尋ねている絵

    

       →国旗を調べたり、地球儀を見たり、その国を知るきっかけに発展する。

    →その国の食べの物の絵があれば、その国を知るきっかけにもなる。

    →園には、多国籍の子どもがいるため、様々なきっかけでお互いのことを知ることができ

       ると良い。

 

 

3. 園児に多い外国籍

 ・中国

 ・韓国

 ・バングラディシュ

 

 

4. 多国籍の題材

 ・食卓

 ・人

 ・住まい

 

 

5. 最近よくある子どもの態度を考えることができる絵

 ・にらむ

 ・嘘をつく

  

       →これに対して、嘘をつくと困る人がいるなど、ネガティブなことをイメージさせるか、

       嘘をつかない人というポジティブなイメージを伝えることで、ネガティブな行動を抑制す

       ることはできないか。

 

 

6. 相手の気持ちを察する力をつけるため、表情だけの絵があっても良い

 ・喜怒哀楽の顔

   →これを使って、「この子はどういう表情をしている?」と問いかけることで、子ども一

       人ひとりの感じ方を知ることができるのではないか。

 

    ・図書館で騒いでいる絵

   →客観的な視点の絵があり、笑顔で笑っている人、嫌な気持ちになっている人など描く。

 

 

7. 思いやりを考える絵

 ・妊婦さんの絵、子どもがお腹をなでなでしている絵、赤ちゃんがお腹の中にいる絵

  →お腹の中に本当にいるとイメージさせれば、もっと優しい対応になるかもしれない。

 

    ・車椅子の人と話している絵

 

    ・電車の中で静かにしている絵

 

    ・図書館の中で騒いでいる絵

       →周りの人は迷惑そうにしている。

       →自分中心であることを客観視させたい。

 

 

8. 外国人の園児の対応 

   バングラディシュ国籍の子は、宗教上、豚が食べられず、体も他の園児に比べてとても大き

    く、力が強かった。日本語がほとんど話せずに、教室を走り回る状況だった。

 

      →子どもは見たままのことを言葉に出してしまうため、相手を傷つける場合がある。

      →肌が黒い子もいるということがわからなければ、「黒い」という言葉を出してしまう。

      →少しでも子どもの世界観が広がっていれば、子どもなりに別の関わり合いができるかもし

      れない。

 

 

9.    部屋の中の様子を俯瞰しているような絵

  部屋全体で、いろんな園児が遊んでいる、喧嘩している、騒いでいるなどの絵があり、客観

    的に教室を見ることができる。

 

      →客観的な視点の絵であれば、なぜ保育者が騒ぐと誰かに迷惑がかかると言っているのか意

      味がわかるのではないか。

 

 

10. 支援が必要な子がいるということを考えるきっかけの絵

   クラスで多動の子がいたとする。みんなが座っていても、教室を走り回っている。

 

      →他の園児からすると、どうしてあの子だけ走って良いのか理解できない。

   →支援が必要な子にも、落ち着けない状況であれば、走ってはいけないとは言えない。

   →難しい課題ではあるが、このようなことを、子どもの視点で考える機会を作ることはでき

      ないだろうか。

 

 

11. 子どもの想像力を掻き立てる絵

 ・土の中の絵

 ・海の中の絵

 ・ロケットの中の絵

 ・乳児、幼児、小学生、中学生、高校生、大学生、30代、40代、→ 90代の絵

 ・赤ちゃんが保育士になるまでの絵

 ・宇宙の絵 

 

   →子どもは経験したことのなかで、世界を広げていく。

      →土の中の世界の絵があれば、土の中を考えるきっかけになるかもしれない。

   →普段は、自分の視野の中での世界を見ているので、水の中、土の中などの絵があれば良い

      かもしれない。

   →七夕の時には、宇宙の絵があってもいい。

 

 

12. 物を大切にする絵

    園にある机や椅子、牛乳など、身の回りの物が目の前にあるまでの工程を示した絵

  

       →「木を切る→机にする→運ぶ→園に来る」など、様々な人が関わっている絵があれば、

       大切にするかもしれない。

 

 

13. 空の吹き出しの絵

    物を借りるときに、「    」ということを問いかける絵

 

 

14. ごめんねということを考える絵

    わざとじゃないけれど、友達の足を踏んでしまった絵

 

       →わざとじゃなければ謝らない子が増えている。

       →客観的な絵があれば、考えるきっかけになるかもしれない。

 

 

15. 時間を考える絵

    朝、昼、夜の絵 

   →時間感覚を考える絵

 

 

貴重なご意見をいただきありがとうございます。

今後のアートの制作に参考にさせていただきます。

 

 

 

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