認知症予防「暴言」の改善xinpainter2016年12月23日読了時間: 2分暴言のある方が、 他のご利用者と楽しく過ごせるようになりました。 【 H様 女性 80代 】・介護度 : 2・認知症の種類 : アルツハイマー・デイサービス ◼︎ミッケルアートの回想法を通じて H様は、暴言や介護拒否が多くテーブルを叩いて「うるさい。」と睨み付けていました。そこで、ミッケルアートを週2回、20分程度行いました。開始から1ヶ月目は、話し声、繰り返し話される方に対して「うるさい。」と言われたり、ののしったりされる様子が見られました。開始から2、3ヶ月目には、「河川敷で子供達が遊ぶ」絵を見たことががきっかけで、他のご利用者の話に関心を示すようになりました。その後、他のご利用者とも馴染みの関係ができたことにより、他のレクリエーションにも積極的に参加されるようになりました。 ◼︎周辺症状「暴言」の改善 ミッケルアートに参加する度に、テーブルを叩かないようになりました。他のご利用者に対して「うるさい」と言わなくなくなり、笑顔が増えました。以前は、職員が声掛けすると怒っていたが怒っていましたが、次第に少なくなり、周りの方にあいさつするようになりました。 ★介護スタッフ様の感想 笑顔で挨拶をする、声掛けは短めに行い、ご本人が動く気になるまで待つ、お誕生日会や検診など行事の際には前もって声掛けすることを心がけました。継続的に実施することで、ミッケルアート以外の時間にも、楽しい活動に参加して頂けるように取り組みたいと思います。
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