取材するニャン♪

【実践事例・一般デイ】日中の傾眠傾向が強いご利用者様

May 9, 2018

ミッケルアート編集部

 

 このシリーズでは、ミッケルアート認定研修を受講された介護スタッフ様の取組みやご利用者様の改善事例をご紹介致します♪

 認定研修では、事業所様に3名のご利用者様に対して、周辺症状の変化を約4か月間記録して頂いています。

 

※ DBD13スケールとは周辺症状を 数値評価した認知症の評価方法です。

 

☘今回は、デイサービス(定員19名以上)の事例です。

 

Q1 コミュニケーションはどのように変化しましたか?

▼ミッケルアートを実施する前は、

 

 傾眠傾向にあり、声掛けを行っても5分程しか開眼する事が出来ていない。

 その為、もともと交流のあった近所の人と話をする機会も減り、一人で椅子座位でいることが多くなっていた。朝の体操が終わる10時過ぎからは、帰宅時間が気になるのと併せてトイレが頻回となっており、趣味活動や隣の人との話はできない状態となっていた。

 

 

ミッケルアートの実施期間中、 実施し開始時は、

 

 絵に関心を持てない日が多く、短文での返答のみ可能となっていたが、徐々に隣の人の話を聞いて頷くなど変化がみられた。

 中盤頃に傾眠傾向が強い日が増え、ミッケルアートを短い時間でしか実施できなかったことで、他利用者と話をする機会が減り、コミュニケーションの機会減少に繋がった。

 しかし、後半ごろには徐々に調子の良い日が増え、参加する事が出来る様になり、自発的に職員や利用者に話しかけ、会話中にも笑顔が見られることが増えた。その頃からトイレの数も軽減した。

 

 

ミッケルアートの実施期間中、実施していない日は、

 

 最初頃は腹部を触りながら傾眠傾向にあり、帰りの時間ばかり気になりトイレが頻回となり、不穏傾向になっていた。

 しかし、後半頃になると午前中は傾眠してしまうが、午後からは徐々に傾眠せず覚醒している時間が増え、席に座っている人と話をしたり、活動にも積極的に参加する様子が見られたが、空き時間や周りが騒がしくなると、帰宅時間が気になり何度も尋ねたり、トイレに行こうとする様子がみられた。

 

Q3 ミッケルアート実施の際に心がけていることや、されている工夫を教えてください

 

 ・傾眠傾向にあり、声掛けのみでの覚醒を行う事が出来ない事が肌に触れるなどの触覚刺激と声掛けなどの聴覚刺激の両方を利用し、覚醒を促すように工夫した。

 

 ・傾眠傾向にある時には、言語理解が難しい事が多かったため、絵を指さしたり身振り手振りなど視覚的に理解しやすいように工夫した。

 

 

Q4 周辺症状はどのように変化しましたか?

 

 午前、午後関係なく何もしていない時間が続くと帰宅欲求が強くなると共に、帰る前にトイレに行きたいとの訴えが増えていたが、活動参加する機会が増え始めたころから徐々に訴えが少なくなり、現在は食後まではトイレの訴えはほとんどなく、午後からも以前と比べるとトイレに行く数は減少した。

 

 

Q5 自由記述(感想や気づいたこと)

 

 日中の傾眠傾向が強く、活動参加や会話の機会が減っていたA様に対し、日中の活動参加を行なう事で活動量が増え、夜間に睡眠が十分とれるようになればと導入を行なったが、ミッケルアートを通し他者との会話を楽しんだり、昔の話を自発的に行なう様になるなど日に日に変化が見られたことに驚いた。

 

 途中、傾眠傾向が強くなり実施出来ない日も増えたが、終わりごろにはミッケルアートではない他の活動でも行えるようになり、活動参加導入の良いきっかけになったように感じる。

 

🌸ミッケルアート認定研修についてはこちら

 

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思い出をふり返ることは、 脳が活性化し、認知症予防に繋がることが期待されます。

ミッケルアートは、 思い出話をきっかけにした認知症予防を目指しています。

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